以前、当社「福岡片付け隊」のサイトで、引っ越し前に物を捨てるメリットについてお話しました。
引っ越し前に荷物を減らすことで、引っ越し料金が安くなったり、引っ越し後の荷ほどきが楽になるメリットがあることをお伝えしています。
続いて今回は、引っ越し前の荷物の減らし方を具体的に取り上げたいと思います!
「普段からなかなかうまく物を減らせない……」という方は、参考にしてみてください。
引っ越しの荷物を減らすタイミング
引っ越しに伴って、荷物を減らすタイミングは、荷作りの前(引っ越し屋さんに見積りをしてもらう前)です。
捨てる物・捨てない物の取捨選択が面倒くさく、荷物を丸ごと新居に持って行く方もいらっしゃるかも知れませんが、そんなことをすると、処分費用がかからない代わりに、引っ越し費用が高くなります。
そして大概、引っ越し費用が高くなった場合の方が、損が大きくなりがちです。
さらに、荷物が多すぎると、新居での荷ほどきに手間がかかります。
また、もし新居で、やっぱり処分しないといけない物が出た場合、いわゆる二度手間になります。
要らなくなった物が粗大ゴミの場合は、引っ越し料金+処分費用がかかることになり、お金の無駄です。
上記のような無駄な手間・出費を抑えるためにも、本格的な荷作りを始める前に、荷物を思い切って減らすことがオススメなのです。
ゴミ・不用品は、種類によって処分できる日が決まっていますので、引っ越しの1ヵ月くらい前から物を減らしはじめることが理想でしょう。
まずは、捨てる物と捨てない物を思い切りよく分ける
引っ越し前の片付けを、スムーズに進めていくために、まずは”捨てる物と捨てない物を、思い切りよく分ける”事が重要です。
普段から物を捨てることが苦手な方は、ここでつまづきがちです。
- まだ使うかも?
- まだ着れるかも?
- まだ読むかも?
上記のように長く悩んでしまうものは、大抵新居には必要ではありません。
大幅に荷物を減らしたいなら、思い切って処分をするべきでしょう。
引っ越しをする理由を考えれば荷物を減らしやすくなる
また、”引っ越しをする理由”について考えてみると、引っ越し先に不要な物がクリアになってきます。
例えば、単身赴任から実家に戻るケース。実家に自分が使っていたまだ家具があるなら、ほとんどの家具が要らないはずです。
今手元にある家具・家電の経年劣化が激しいようなら、まとめて処分してしまっても構わないでしょう。(実際、このような理由から部屋のほとんどの家具の処分を依頼される方も多いです。)
さらに、同棲・結婚のために引っ越しをするケースもあるでしょう。
相手も一人暮らしなら、単純計算で家具・家電の量が2倍になります。
特に家電は、2つあっても意味がない物(冷蔵庫や掃除機など)が多いので、同棲相手・結婚相手と話し合い、性能が良い方の家電を残して、もう一方は捨てると、引っ越し時の荷物の量が少なくて済みます。
捨てる物と捨てない物の分け方について、もっと詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
<関連記事>
⇒ 引っ越しするなら捨てるべき | 引っ越し前の断捨離のメリット
引っ越しの荷物を減らすための4つのコツ
引っ越しに限らないのですが、効率よく荷物を片づけていくためには、とにかく使わないものを処分することが大事です。
まずは押入れや物置をチェックして、使っていない荷物をどんどん減らしていきましょう。
本類は意外とかざばりますし、空いた本棚を捨てるかどうかの判断も出来るので、早めに減らして片付けていってもいいでしょう。
自分のライフスタイルから考えて、引っ越し直前まで使いそうな日用品の片づけは、最後まで残しておいてください。
以下では、効率よく荷物を減らすためのコツを4つピックアップします。
- 1年以上開けていない衣装ケースは中身ごと処分
- 書籍類は思い切って処分
- 新しい部屋の大きさに合わない家具は処分
- 処分できない写真・手紙はデータ化(デジタル化)する
1.1年以上開けていない衣装ケースは中身ごと処分
特に、女性は服を捨てられない方が多い傾向にあります。
「まだ着るかも?」と思うと、なかなか捨てられないですよね。
しかし、1年間存在を忘れていて着ていない服はおそらくもう着ないです。
衣装ケースを開けて1枚1枚じっくり見ていくと、「いつか着るかも?」と思う気持ちが強くなりがちです。
ですから、本当に荷物を減らしたいなら、衣装ケースもその中身の衣服も、まとめて処分することも1つの方法です。
もしもキレイな衣服があれば、今流行しているフリマアプリで販売するのもいい方法ですね。
2.書籍類は思い切って処分
漫画や小説、雑誌や参考書を含めると、本は数十冊単位で持っている方ががほとんどでしょう。
これらを全て引っ越し先に持って行くとなると、すごく荷物になります。
書籍類だけで段ボール10~20箱になるケースがあるため、引っ越し料金がもったいないです、
読み返す予定のない小説や、使い終わった参考書を思い切って捨てるだけでも、小物の量はグンと少なくなります。
3.新しい部屋の大きさに合わない家具は処分
※実際の家具回収作業の様子
引っ越す先の家が、引っ越す前の家とまったく同じ間取りというケースは、ほぼないでしょう。
例えば、引っ越す前は8畳のリビングに住んでいて、引っ越した後は14畳のリビングダイニングになるという場合、引っ越す前のリビングで使用していたテーブル・椅子・テレビ台などは、引っ越した後のリビングダイニングに置くとかなりアンバランスです。
新しい家の間取りに合わせて買い替えるべき家具や家電が多くあるかと思いますので、元使っていた家具・家電は思い切って処分しましょう。
<関連記事>
4.処分できない写真・手紙はデータ化(デジタル化)する
「大量のアルバムやデータがあり、全部持って行くのは大変だけど、処分するのはしのびない……」あるいは、「劣化が始まっていて新居でキレイに保管し続けられるか不安……」という方は、アルバムの中の写真や思い出の手紙を、データ化(デジタル化)することも1つの方法です。
近年は郵送に対応した、写真のデータ化専門サービス会社が増えてきているようです。
デジタルに疎く、スキャンやデータ保存の仕方が分からない人や、デジタル化に時間が割けない忙しい人にオススメです。
<参考サイト>
⇒ スキャン実績1億枚の写真デジタル化・データ化サービス|節目写真館
荷物を減らして楽に安く引っ越ししよう!
以上、引っ越しの荷物の減らし方について、お伝えしました。
効率よく片付けを進めていければ、段ボール10箱くらいは荷物を減らせるかもしれません。
また、引っ越し屋さんの見積もり前に、大きな家具・家電を減らせば、引っ越し料金が安くなるでしょう。
「引っ越しまで時間が無いけど、まとめて荷物を減らしたい!」なら、引っ越し前に不要品回収業者に来てもらうことがオススメです。
福岡で不用品回収を専門にする当社「福岡片付け隊」では、引っ越し前に出る不用品のまとめて処分が早く・安くできます!
不用品回収だけでなく、引っ越し作業の相談も受けつけておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。