
気が付いたら家中に不用品やゴミがあふれてしまって、ゴミ屋敷となってしまって、どうしようもなくなってしまうことがあると思います。
ゴミ屋敷になってしまうと、なかなか自分たちだけでは片づけるのは難しいでしょう。もちろん私たち片付け隊のようなプロの片付け業者に依頼すると簡単にゴミ屋敷を片付けることができますが、どうしてもお金がかかってしまいます。
ゴミ屋敷を片付けたいけれども、お金がなくて業者にも依頼できなくて、どうすればよいのかがわからないという方もいるでしょう。この記事はそんな方のためにゴミ屋敷の片付け方法であったり、業者に依頼する場合に費用を安くする方法について解説いたします。
お金がないときのゴミ屋敷の片付け方についてのポイント
以下のような内容がゴミ屋敷を片付けたいけれどもお金がないときに気をつけるポイントになります。
- できるだけ自治体のゴミ収集を利用する
- すこしづつでも徐々に徐々に片付ける
- もったいないの精神は一旦置いておく
- 業者に依頼するのは最終手段でできるだけ安くなるようにする
それでは一つずつ解説していきましょう。
できるだけ自治体のゴミ収集を利用する
ゴミ屋敷のなかの不用品やゴミを処分する方法としては、できるだけ自治体のゴミ収集を利用するようにしましょう。燃えるゴミや燃えないゴミについては、袋代だけで処分できることがほとんどです。また粗大ごみを処分するにしても、自治体の粗大ごみ回収を利用すると、業者に回収を依頼するよりもかなり安く粗大ごみを処分することができます。
そのためゴミ屋敷を安く片付けるにあたって、まずは住んでいる自治体のゴミ収集・処分のルールをしっかりと調べておくようにしましょう。自治体の粗大ごみ収集などは、手続きもすこし面倒で運搬を自分でしなければならないなど、大変なところもありますが、安くゴミ屋敷を片付けるためには必須になってきます。
すこしづつでも徐々に徐々に片付ける
ゴミ屋敷には大量の不用品やゴミがあって、1日やそこらではとても片付けられる量ではありません。ゴミ屋敷を片付けたいが、お金がないときには自分たちだけでゴミ屋敷を片付ける必要がありますので、とにかく日数がかかります。
とくに1人でゴミ屋敷を片付ける場合には、作業がなかなか進まないことが予想されます。それで途中で投げ出さないで、毎日すこしづつでも徐々に徐々に片付けを進めるのが大切です。そうやって作業を進めていけば、いつか最終的にはゴミ屋敷は片付いているはずです。
もったいないの精神は一旦置いておく
ゴミ屋敷にある不用品がもったいなくて捨てられないという話もよく聞きます。しかし、大量の不用品がある状態で「もったいないから一旦処分するのは保留しよう」という考えだと、なかなかゴミ屋敷の片付けが進みません。お金がないから、できるだけ捨てたくないという思いはわかるのですが、そのままではいつまで経ってもゴミ屋敷が片付かないので、もったいないの精神は一旦置いておいて、よっぽど重要なもの以外はとにかく処分するということが大切です。
業者に依頼するのは最終手段でできるだけ安くなるようにする
当たり前ですがゴミ屋敷の片付けを片付け業者に依頼するとどうしてもお金がかかります。ただの不用品の回収と違って、ゴミ屋敷の片付けとなると片付けの作業であったり、回収する不用品やゴミの量が多いので、かなりの料金になってしまうことも多いです。
そのためお金がないときはゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するのは最終手段としておいたほうがよいでしょう。自分たちだけでどうしようもなくなったときにゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するようにしましょう。
また、業者に依頼する場合でも、ゴミ屋敷の片付けを全部任せてしまうと高額になってしまうことが多いので、できるだけピンポイントに回収を依頼するのが安く済ませるコツになります。たとえば、自分たちだけで処分ができないリサイクル家電や持ち運びが難しい粗大ごみのみを回収してもらって、それ以外は自分たちで片付けるというようにするのがオススメです。
お金がないときのゴミ屋敷の片付け方法
それでは次に具体的なゴミ屋敷の片付け方法を紹介していきますね。
- 燃えるゴミや燃えないゴミの袋に入るゴミからまずは片付ける
- 自治体の粗大ごみの収集日を調べて、粗大ごみを忘れずに出す
- 先が見えない作業になるので、一部屋ずつ片付ける
- リサイクル家電など、自分たちだけでは処分できない不用品は業者に依頼する
- 持ち込みでの不用品の処分も活用する
上記のような方法でゴミ屋敷を片付けていけば大丈夫です。
燃えるゴミや燃えないゴミの袋に入るゴミからまずは片付ける
住んでいる自治体で燃えるゴミや燃えないゴミの袋が販売されていると思います。これに入るものであれば、決まった日時に出しておけば回収してくれるので、ゴミ屋敷を片付けるにあたって、まずは燃えるゴミや燃えないゴミの袋に入るゴミから片付けるのがよいでしょう。
1回の収集日では出せない量になってしまうかもしれませんが、とりあえずゴミ袋にさえ入れてしまえば、整理はされますし、家の中での保管もしやすいので、とにかくゴミ袋にゴミや不用品を入れていくようにしましょう。
あとはゴミの収集日にゴミ袋を出せるだけ出しておけば、それだけゴミ屋敷は確実に片付きますよ。
注意点としては、住んでいる自治体によっては燃えないゴミの袋がなくて、分別収集しかないようなこともあります。その場合は、燃えないゴミの処分が厄介になる場合もありますが、とりあえずは燃えるゴミから作業を始めると良いでしょう。燃えないゴミについては、あとから分別収集を調べて利用するか、最悪の場合は燃えないゴミを整理してまとめておいて業者に依頼するということも一つの手段です。
自治体の粗大ごみの収集日を調べて、粗大ごみを忘れずに出す
燃えるゴミや燃えないゴミの袋に入らないさいずのゴミは粗大ごみとして回収してもらわないといけません。粗大ごみの出し方については、自治体によってまちまちですが、
- 自治体に事前に電話して処分したい粗大ごみの種類などを伝える
- 自治体から粗大ごみの回収日や粗大ごみを出す場所を指定される
- スーパーやコンビニで粗大ごみシールを購入して指定された枚数分を粗大ゴミに貼る
- 指定日の時間までに指定された場所に粗大ごみを出しておく
という流れが多いでしょう。粗大ごみはゴミ袋での収集と違って、自治体によって様々ですが、1か月に1回くらいの頻度でしか回収してくれないことが多いので、事前に粗大ごみの収集日を自治体に連絡して確認しておいたほうがよいです。うっかり出し忘れると、また1か月待たなくてはなりません。
粗大ごみは自治体に回収してもらうのが一番安上がりに処分できるので、お金がないときは、できるだけ自治体の粗大ごみ回収を利用するようにしましょう。
先が見えない作業になるので、一部屋ずつ片付ける
お金がないとゴミ屋敷の片付けは基本的に自分たちでやらないといけないため、かなり時間と労力がかかり、先が見えない作業になってしまいます。
そのときに諦めてしまってはゴミ屋敷を片付けることはできないので、一部屋ずつ片付けるようにすると作業が続けられることが多いでしょう。少しずつでも一部屋ずつ片付けることで、確実にゴミ屋敷を片付けることができますよ。
リサイクル家電など、自分たちだけでは処分できない不用品は業者に依頼する
テレビや冷蔵庫、クーラー、洗濯機などの家電リサイクル法の対象家電や自治体によってはパソコンなど、粗大ごみでは回収してもらえない家電があります。
また大型のベッドなどは解体しないと部屋や家から出せないようなケースがあり、どうしても自分たちだけで粗大ごみに出せないことがあるかもしれません。
このように自分たちでは処分が難しい不用品については、私たち片付け隊のような不用品回収業者に依頼するのがオススメです。基本的にリサイクル家電は無料で処分する方法はないですし、電気屋に依頼するよりも回収のプロである不用品回収業者のほうが安くあがることが多いです。
ゴミ屋敷の片付けを依頼するのではなく、処分できない不用品だけをピンポイントで処分を依頼すると回収費用も安くあがります。また私たちもそうですが、回収日にスペースが余っていれば、他に積める不用品や燃えないゴミなどをまとめて同料金で回収できることもあります。このように不用品回収業者を賢く利用して、費用を抑えましょう。
ゴミ処理施設への持ち込みでの不用品の処分も活用する
粗大ごみは自治体の回収スケジュールを逃してしまうと1か月待ちになってしまうということを紹介しました。また、リサイクル家電も不用品回収業者や電気屋に依頼しないと回収できないということもあります。
しかし、自治体のゴミ処理施設に直接に粗大ごみを持ち込んで処分することができます。持っていかないといけないため、労力はかかりますし、軽トラなどがないと難しいですが、うまく利用するとまとめて不用品を処分することができます。人手と軽トラなどが使える状態なら、自治体に不用品の持ち込みについて確認しておくとよいでしょう。ゴミ処理施設ごとに受け入れる不用品・ゴミが決まっているので、事前に自治体に確認しておくのは必須です。
また家電リサイクル法の対象家電についても、持ち込みが可能な場所があります。これは自治体ごとではなくて、だいたい県ごとにいくつか場所があります。また持ち込んでもリサイクル料はかかりますので、無料で片付けることはできないので注意しましょう。
ゴミ処理施設への持ち込みができるのであれば、まとめて不用品を処分することができるので、労力や軽トラなどがあれば、検討してみるとよいでしょう。
お金がないときのゴミ屋敷片付けについて まとめ
この記事ではお金がないときのゴミ屋敷片付けについて紹介しました。大切なポイントをまとめると以下のようになります。
- 燃えるゴミ・燃えないゴミの袋に入るゴミから確実に処分する
- 粗大ごみはできるだけ自治体の粗大ごみ収集で安く処分する
- 一部屋ずつなど、少しずつでも確実に作業を進める
- リサイクル家電などは不用品回収業者をピンポイントに賢く利用する
- 買取可能なものは買い取ってもらう
ぜひお金がないときでもゴミ屋敷の片付けをうまくいってもらえると嬉しいです。
片付け隊では、自分たちでは処分が難しいベッドやタンス、仏壇などの大型の粗大ごみやリサイクル家電の処分・回収の料金の安さに自信がありますので、ぜひご相談下さい。