ゴミ屋敷は今、日本中で問題になってしまっています。
- 気がついたら大量の不用品が家や部屋にあふれてしまった。
- もったいなくて物が捨てられなくてゴミ同然のようなものまで大量に溜まってしまった。
- 仕事が忙しくて、家や部屋を片付ける余裕がない。
- 高齢になって、片付ける気力がまったくなくなってしまった。
原因は様々ですが、気がついたら家がゴミ屋敷になってしまったということは、けっして珍しいことではありません。もちろん、家の外から一目でわかるような壮絶なゴミ屋敷はそれほど数がありませんが、家の中は不用品であふれていて、足の踏み場もないというようなことはしばしばあります。
そんなゴミ屋敷の問題に対して、この記事ではゴミ屋敷の原因や問題を整理した上で、片付け方をご紹介します。また、自力と業者とどちらがよいのかも片付けのプロの目線から提案させていただきます。
ゴミ屋敷になってしまう原因とは
ゴミ屋敷になってしまう原因はいくつかあり、共通点や特徴などをまとめてみました。どうしても一人暮らしの方がゴミ屋敷をつくってしまうことが多いようです。
1.もったいなくてゴミ・不用品が捨てられない
ゴミ屋敷の原因としては一番ポピュラーなケースだと思います。日々の生活で出るゴミや不用品などに対して、捨てるということがなかなかできない人たちです。
家電なども買い換えたら古いものはもう使わないのであれば、回収してもらったほうがよいですが、まだ動くから捨てないでおこうというだけでなく、壊れているけどもったいなくて捨てられないというようなこともあります。またゴミも生ゴミなど明らかなものは捨てられても、不燃ゴミだとまだ何かに使えるかもと残してしまうようなこともあるようです。
このように本来は処分するべきゴミや不用品が捨てられないと、どんどんと物が家に増え続けて、ゴミ屋敷になってしまいます。家族と暮らしていたときは、家族が物を捨ててくれたけど、1人で暮らすようになって、ゴミを捨てられなくなることもあるようです。
2.ゴミを捨てるのがめんどくさい、仕事などで忙しくてゴミを捨てる暇がない
もったいないとは思っておらず、ゴミや不用品は処分するべきだと頭ではわかっているのですが、めんどくさくて作業に移れない。とくに仕事で忙殺されている一人暮らしの方などに多いケースです。若い一人暮らしの人などにもしばしば見られます。
頭ではわかっているのですが、ゴミ処分に移れずに、ゴミや不用品は増えていく一方で、増えてしまったゴミを処分する作業はさらに大変になっていくので、作業をする気がよりわかなくなるという負のスパイラルに陥ってしまうことが多いです。
結果として、ゴミ屋敷や賃貸の場合は汚部屋ができあがってしまいます。そうなるとなかなか一念発起して片付けをする気もわいてこずに、さらに悪化していくということがあります。
3.精神疾患が原因でゴミ屋敷になってしまう
認知症やADHD、うつ病、躁鬱病などの精神疾患がある場合は、それが原因でゴミを捨てられずにゴミ屋敷になってしまうということもあるようです。
いままでは片付けができていた人も、このような精神疾患にかかってしまったのが原因で、ゴミ屋敷をつくってしまうことがあるようなので、突然に物が増えてきたような親戚などがいれば、すこし気にしてあげたほうがよいかもしれません。
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⇒ ゴミ屋敷・汚部屋の原因は病気だった?片付けられない原因となりうる病気について紹介します
ゴミ屋敷を片付けなくてはいけない理由
ゴミ屋敷を片付けないで放置していると、様々な悪いことを引き寄せてしまいます。具体的には以下のような悪い影響が出てしまうことが多いです。
- 悪臭の発生
- 虫(害虫)や害獣の発生
- 火事の危険が大きくなる
- ホコリなどが増え生活環境の悪化
- 周囲の人から悪い評判が立つ
自分が暮らしにくくなり、家が安らげない場所になって疲労がたまる原因になったり、ゴミ屋敷で暮らしていると心がすさんでしまうことにつながったりもします。
また、万が一ゴミに火がつくと一気に燃え上がってしまい、火事の危険が大きくなってしまいますし、近所の人などから悪い噂を立てられて評判が下がってしまうこともあります。
このように自分だけでなく、周囲にとってもゴミ屋敷は悪い影響を及ぼしてしまうことがほとんどですので、できれば片付けをしたほうがよいです。
自分の家はゴミ屋敷?簡単セルフチェック
「うちは本当にゴミ屋敷なのか分からない」「どの程度やばいのか判断できない」という方も多いです。
次のチェックリストのうち、いくつ当てはまるか数えてみてください。
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床の一部に常に物やゴミ袋が置きっぱなしになっている
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テーブルや棚の上が、いつも物で埋まっていて片付けてもすぐ元通りになる
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ゴミ袋がいくつも部屋に溜まっているが、出しそびれている
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ペットボトルや缶、コンビニの容器がそのまま放置されている
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部屋全体に物やゴミが広がり、足の踏み場が少ない
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生ゴミや飲み残しがあり、ニオイが気になってきている
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どこに何があるか分からず、探し物に時間がかかる
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布団やベッドスペースが物で埋まり、寝る場所が限定されている
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人を部屋に呼べない状態が半年以上続いている
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片付けようとすると気持ちが重くなり、手が止まってしまう
3〜4個当てはまる … 汚部屋〜軽度のゴミ屋敷の入り口
5〜7個当てはまる … 中程度のゴミ屋敷予備軍
8個以上当てはまる … 自力だけでの片付けはかなり負担が大きいレベル
該当数が多いほど、自分一人で抱え込まず、早めに人の手を借りることが大切になります。
ゴミ屋敷の片付ける方法について
ゴミ屋敷の片付ける方法ですが、大きく分けて二つあります。自力でゴミ屋敷を片付けるのか、私たち片付け隊のような片付け専門業者に依頼するかです。
先に結論からいうと、やはりゴミ屋敷をしっかりと片付けたい場合は業者に依頼することをお勧めします。どうしても自力でできることというのは限られてしまうからです。
しかし、金銭的に苦しいというようなことも思いますので、自力で片付けるコツなども紹介させていただきます。
自力でゴミ屋敷を片付けるにあたって
自力でゴミ屋敷を片付ける方法については、以下の記事でより詳しく解説していますので、そちらもよろしければ参照ください。
ゴミ屋敷の片付けは自力で出来る?| 福岡のゴミ屋敷でお困りの方へ
自力でゴミ屋敷を片付ける際のポイントは以下のようなことになっています。
- 自力で片付けられるゴミ屋敷かどうかを判断する(一人暮らし用のマンションやゴミで散乱しているのが1~2部屋の場合は自力でも対処できることが多い)
- ゴミ屋敷の片付けの前にしっかりと下準備をする(ゴミ袋や殺虫剤、マスク、軍手、トング、バンダナ、頭巾、ゴム手袋などをきちんと用意しておく)
- まずは害虫・害獣の駆除を優先する(焚くタイプの殺虫剤がおすすめ)
- ゴミの総量をとにかく減らすようにする(捨てられる物からとりあえずゴミ袋に入れて捨てていく)
- 1回で終わらない場合は、数回に分けてゴミを減らして、片付けを進めていく
- 片付けが終わったら、消毒や清掃も忘れずに
- 粗大ごみやリサイクル家電などの処分手続きもしっかりとしておく
以上のようなことを考えるとゴミ屋敷を自力で片付けるときの参考になると思います。
また、どうしても1人では片付けられないようなゴミ屋敷の場合で、業者には依頼したくない場合は、親戚や友人にゴミ屋敷の片付けの手伝いを頼んだほうがよいでしょう。1人でとても片付かないゴミ屋敷を片付けようとしても、なにもできないまま終わることがほとんどですので、人の助けを借りられる場合は、素直に頼んだほうがしっかりと片付く可能性が高いです。
ゴミ屋敷の片付け業者に依頼するメリットについて
自力ではゴミ屋敷を片付けられないと思った場合は、とにかく早くゴミ屋敷を解決したい場合などはゴミ屋敷の片付け業者に依頼するのがよいです。とくに一軒家の場合で、ベランダや庭など家の外まで不用品があふれてしまった場合などは、業者に依頼しないと片付けるのは難しいと思います。
私たち福岡片付け隊なら、迅速な片付けを格安で行います。最短で当日に片付けすることも可能ですよ。
自分でなにも作業をせずに電話1本でゴミ屋敷が解決
業者に依頼するメリットで一番大きいのは、自分で作業をしなくても、片付けのプロがゴミ屋敷を片付けてくれるということです。
ゴミ屋敷の片付け作業を始めるのは、とても大変ですが、業者に依頼する場合は、電話するだけで見積りなどに来てくれて、それに納得すれば、あとはプロのスタッフが片付けるのを見ているだけでよいですし。立ち会い無しで片付けてくれる業者も多いです。
そのためとても楽にゴミ屋敷を解決することができます。
迅速にゴミ屋敷を片付け可能で、1日で片付けが終わりキレイに
そして業者は片付けのプロのスタッフが来ますので、とにかく作業が早いです。かなりのゴミ屋敷であっても、1日で作業が終わることがほとんどですので、すぐにゴミ屋敷の問題が解決することも大きなメリットだといえるでしょう。
とくに引越しが決まっていて、賃貸の解約が決まっているのにゴミ屋敷化して悩んでいるような場合は、業者に依頼することでたった1日でゴミ屋敷を片付けて、引越し作業に移れるのでオススメですよ。
粗大ごみやリサイクル家電などの不用品の処分に困らなくてよい
ゴミ屋敷にあふれている不用品やゴミはゴミ袋に入る物だけとは限らず、粗大ごみやリサイクル家電などの処分に手間がかかる不用品なども多いです。ゴミ袋に入るゴミであれば、ある程度処分がしやすいのですが、これらの不用品は処分の手続きも大変です。
粗大ごみは済んでいる自治体の収集ルールに従って回収の依頼をしないといけないですし、リサイクル家電は自治体でも回収してくれないので、電気屋に回収を依頼したり、リサイクル券を郵便局で買って回収場所まで持って行くなどをしなくてはいけません。
これらの処分は面倒で大変になってしまうので、それらの粗大ごみやリサイクル家電などもまとめて全部回収してくれる業者に依頼するのはメリットが大きいです。
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⇒ ゴミ屋敷の片付けは業者に依頼するべき理由と優良業者の選び方を解説します
自力でゴミ屋敷を片付けるときの「やってはいけないこと」
この記事では自力片付けのコツも紹介していますが、同じくらい大事なのが「NG行動」を知っておくことです。
次のような片付け方は、時間も体力も消耗するだけで、ゴミ屋敷がなかなか解決しません。
1.完璧主義で一気に終わらせようとする
「今日こそ全部終わらせる」「一日でピカピカにする」と意気込むと、
スタートのハードルが上がりすぎて、なかなか手がつかなくなります。
対策
2.仕分けをしながら進めてしまう
「これは売れるかも」「誰かにあげようかな」など、その場で悩み始めると、
手が止まり、作業時間のほとんどが“考え事”になってしまいます。
対策
3.防護・装備を軽く考えてしまう
ゴミ屋敷には、ホコリ・カビ・害虫・割れ物など、ケガや健康被害のリスクが潜んでいます。
素手・マスクなし・スリッパだけ、のような格好で作業するのは危険です。
対策
4.一人で無理をし続ける
「誰にも知られたくない」と一人で頑張り続けると、
体力的にも精神的にも追い詰められ、途中で投げ出してしまうことも少なくありません。
対策
ゴミ屋敷を業者に依頼したときの「当日の流れ」
「業者に頼むとどうなるのかイメージできない」という不安をなくすために、
ゴミ屋敷片付けを依頼した当日の一般的な流れを簡単にご紹介します。
1.作業前の最終確認
このタイミングで、「アルバムだけは残したい」「書類は一度確認したい」など、
ご希望を遠慮なく伝えておくと安心です。
2.仕分け・袋詰め・搬出
ゴミ屋敷の状態によっては、数名のスタッフで一気に作業を進めていきます。
立ち合いが難しい場合は、事前打ち合わせの内容に沿って進めることも可能です。
3.簡易清掃・完了確認
その後、ご精算となり、ゴミ屋敷だったお部屋が「ふつうに生活できる状態」へと戻ります。
ゴミ屋敷を片付けたあとの“リバウンド防止”のコツ
せっかく苦労してゴミ屋敷を片付けても、
数ヶ月〜数年後に再び同じ状態に戻ってしまうケースも少なくありません。
ここでは、ゴミ屋敷を再発させないためのポイントを整理します。
1.「物の入り口」を絞る
物が増え続ける限り、どれだけ片付けてもいずれ限界が来てしまいます。
「家に入れる物」をコントロールする意識が大切です。
2.「一日5分」のミニ片付け習慣をつくる
小さな行動でも、続けることで大きな差になります。
「完璧な掃除」ではなく、「散らかり切らない仕組み」を作るイメージです。
3.困ったら早めに相談する
ゴミ屋敷は、「片付けが苦手だから」だけではなく、生活環境や心身の状態が影響していることも多い問題です。
一人で抱え込まず、早めに周囲の力を借りることが、再発防止への近道です。
ゴミ屋敷の片付け方 まとめ
ゴミ屋敷は放置していると様々な悪影響があるので、できるだけ早く片付け隊ところですが、なかなか自分で片付けられない人がゴミ屋敷をつくってしまうという原因もあり、自力での片付けが難しい場合もあります。
そんなときはゴミ屋敷の片付け業者に依頼するのがオススメですよ。
業者に依頼するとデメリットとして、どうしてもお金がかかってしまうことはありますが、その金額に納得ができれば、やはりゴミ屋敷の片付けは業者に依頼したほうがメリットが大きいと思います。なによりもこれまで自力でなかなか片付けられないからゴミ屋敷ができてしまったので、そのような人にとってもゴミ屋敷の片付け業者は強い味方だと思いますよ。
もちろん、自力で片付けられそうな量であったり、親戚や友人に協力を依頼できる場合は、自力で片付けるとそれほどお金をかけずにゴミ屋敷を片付けられます。
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