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増え続ける悪質な不用品回収業者!その識別法を明らかに

“悪質な不用品回収業者とのトラブルが頻発していると聞いて心配だ”

“高額な請求(ぼったくり)をされるのではないかと不安だ”

あなたは現在、不用品回収業者とのトラブル問題について悩んでいませんか?

実際、違法な行為を行う危険な不用品回収業者の数は近年増加しており、過剰請求などのトラブルが急増しています。実際に、過去14年間で報告されたトラブルの件数は5-6倍以上に増加しているという事実があります。

参照: 消費生活相談データベース(PIO-NETより)(小分類「廃品回収サービス」の件数)

「不用品回収」業者とトラブルにご注意ください!(対処法)

増加する悪質な不用品回収業者から自身を守るためには、事前にその特徴を理解しておくことが必要です。また、具体的なトラブルの事例とその対処法を知っておくことも、被害を防ぐためには重要です。

不用品回収業者とのトラブル事例を6つ紹介 悪質な不用品回収業者の特徴を4つ挙げ 高額請求などを行う危険な業者を避けるための4つのポイント

今回の記事では、を詳しく説明します。

この記事を読むことで、安全に信頼できる不用品回収業者に依頼することが可能になります。

警告!悪質な不用品回収業者によるトラブルが急速に増加

序文でも触れたように、国民生活センターのデータによれば、過去14年間で不用品回収業者によるトラブルの件数は5~6倍に増加しています。

グラフの数値を見ると明らかなように、2021年から2023年までの間には年間2100-2200件程度のトラブルが発生していましたが、2015年から2020年までの期間では、平均で約1350件と大幅に増えています。

さらに、2015年から2020年までのデータを見ると、トラブルの件数は徐々に増え続けており、この傾向は現在も続いていることが確認できます。

もちろん、これらの数字は国民生活センターに寄せられた相談件数だけであり、実際にはトラブルに遭遇して何も手続きをせずに終わってしまうケースがさらに多いと考えられます。

それでは、具体的にどのようなトラブルが多いのでしょうか。次の章では、主なトラブルの事例について詳しく説明します。

不用品回収業者との問題発生事例6つ

悪質な不用品回収業者の増加に伴い、その手口も多様化しています。しかし、特定のパターンを理解しておくことで、多くのトラブルを未然に防ぐことが可能です。

このセクションでは、業者の典型的な手口を示す6つの事例を紹介します。

【事例1】「無料」とされていたが、高額な請求が突如発生

町を巡回している「無料」を宣伝する不用品回収業者を呼び止め、不用品の回収を依頼したところ、荷物をトラックに積み終わった直後に高額な請求が発生した。 積み込む前に無料であることを確認していたにも関わらず、「回収自体は無料だが、積み込みには料金がかかる」と主張され、やむを得ず支払いを行った。

参照:独立行政法人国民生活センター


街を巡回している不用品回収業者を見かけることは珍しくありませんが、そのような業者は免許を持たずに違法に営業している可能性が高いです。これらの業者は、ウェブサイトや事務所を持たず、さまざまな地域を移動しながら営業を行っています。

地元の企業を装い、無料で不用品を回収すると宣伝しているにも関わらず、荷物を積み込んだ後に高額な料金を請求し、法外な料金を強要します。このような業者はすぐに他の地域に移動するため、追跡が難しく、その結果、被害を完全に防ぐことが難しいのが現状です。

【事例2】チラシの業者に依頼した結果、予想外の高額請求が発生

ポストに入っていたチラシを見て不用品回収業者に依頼。電話で三万円と言われたが、荷物を積んだ後で三十万円を請求され、仕方なく支払った。

参照:足立区消費者センター


ポストに入っていたチラシを見て不用品回収を依頼し、高額請求されるというのはよくある事例です。

多くの場合、チラシには「無料回収」や、相場よりも大幅に安い金額での回収が宣伝されていますが、回収後に運搬費や出張費など、さまざまな名目で高額な支払いを求められます。

【事例3】家財が無断で持ち去られ、その後に高額な料金を要求された

高齢の母がテレビとオルガン2品の回収を依頼したところ、家の中のソファや消火器、小型冷蔵庫などを無断で持ち出し、トラックに積み込んだ後、回収費用として5万円請求された。母は1万円しか持っていないと伝えたところ、残りを振り込むように指示された。

参照:岡山市消費者センター


家の中の物を無断で持ち出し、高額な回収費用を請求するのも悪質業者の常套手段です。業者は女性や高齢者を狙い、脅迫や説得を用いて反論できない状況を作り出します。これは明らかに犯罪行為です。

また、高価な家財を販売目的で無断で持ち去るという事例も報告されています。

【事例4】高齢者が返金されると誤認し、大金を支払った

不用品回収業者に座椅子の引き取りを頼んだところ、「次のような回収費用が発生します:3万円、配送料1万円、合計4万円」と言われた。さらに、「80歳以上の方は領収書を役所に提出すれば7割が返金されます」と言われ、返金されると思い、請求金額を支払った。しかし、後で役所に確認したところ、そのような制度は存在しないと言われた。

参照:独立行政法人国民生活センター


高額な料金を詐取するためにさまざまな嘘をつくのも悪質業者の典型的な手口です。このケースのように、「自治体の制度がある」と説明された場合でも、業者の言葉をすぐに信じず、必ず自分で自治体に確認を取ることが重要です。

【事例5】ビデオデッキの回収に伴い、リサイクル料金を徴収された

故障したビデオデッキの処分を業者に依頼した際、リサイクル料金として3,000円を求められ、それを支払った。


被害額は少ないですが、これは違法な行為です。家電リサイクル法に基づきリサイクル料金が必要なのは

テレビ ・冷蔵庫(冷凍庫) ・エアコン・洗濯機(衣類乾燥機) 

の4品目だけです。これらの品目の廃棄には指定の家電リサイクル料金が必要ですが、これら4品目以外の家電に対してリサイクル料金が求められることはありません。もちろん、ビデオデッキはこれらの品目には含まれず、家電リサイクル料金を支払う必要はありません。

【事例6】回収された不用品が不法に投棄されていた

突如として不用品回収業者が訪れ、パソコンと自転車の廃棄を依頼し、その代金として1500円を支払った。しかし、回収した品物が道端に不法に投棄されていた。

参照:福岡市ホームページ


適切な廃棄手続きを経ずに不法に投棄すると、業者には経費がかからず、受け取った料金は全額利益となります。このような事例は、悪質な業者の典型的な手口です。

問題は、回収した不用品が不法に投棄された場合、業者だけでなく依頼者もその責任を問われる可能性があることです。業者への依頼と業者による不法投棄が証明できなければ、依頼者が不法投棄を行ったと疑われ、場合によっては法的な問題になる可能性があります。

不法投棄は最高で1,000万円の罰金、または5年以下の懲役刑が科せられる可能性があるため、注意が必要です。

不良な不用品回収業者の4つの特性

それでは、具体的に不用品回収業者を選択する際、どのような業者を避けるべきかを見ていきましょう。以下に、悪質な業者がしばしば示す4つの特性をご紹介します。

「無料」という言葉をチラシなどで宣伝する

日常的にポストに不用品回収のチラシが投函されることがありますが、そのようなチラシには必ずと言っていいほど

「無料で不用品をお引き取りします」

といった、非常に魅力的なキャッチフレーズが大きく印刷されています。特に、「無料」という言葉には警戒が必要です。

不用品回収の依頼が無料であるはずがありません。このような業者では、回収料金は無料とされつつ、後から運搬費や出張費など別名目で高額な請求が来ることが非常に多いです。

特に悪質な業者は、不用品を積み終わるまで無料だと言い続け、トラックへの積載が終わった後、断ることができない状況になったところで高額な金額を請求してきます。

基本的にポストに投函されているチラシの業者に軽々しく回収を依頼しないことが重要です。

近隣をトラックで巡回している

町を回っている不要品収集業者を見るのは珍しくないよね。「家に不要なものはないかな?」とアナウンスしながらゆっくり走るトラックをよく見かけると思う。

でも、実際には町を回っている業者の中には、ちゃんとした不要品収集業の許可を持っていない人も多いんだ。依頼した時のトラブルもたくさんあるから注意が必要だよ。

トラック巡回の業者は、店舗や事務所のような拠点を明示する必要がないため、足取りがつきにくく、その結果、違法業者の割合が高くなる傾向にあります。違法な悪質な業者である確率が高ければ、それに比例してトラブルに遭う確率も上がります。

実際に、街を巡回する業者に依頼した結果、回収前に低価格を伝えてトラックに積み込んだ後に高額な価格を請求されたり、回収した不用品が不法投棄されたというトラブルが数多く報告されています。

近所を回っている不用品回収のトラックに簡単に声をかけない方がいい、というのは問題を避けるための重要なポイントだよ、と覚えておいてくださいね。これは、弊社のアドバイスです。

会社の住所や連絡先が確認できない

悪質な業者の場合、会社の場所や連絡方法がはっきりしないことがよくあります。チラシやウェブサイトを見て、以下のような状況があるなら、その業者は避けるべきです。信頼できる業者なら、連絡方法が不明確なことはほとんどないはずです。

  • 会社の住所が書いてません
  • 会社のウェブサイトが確認できません
  • 連絡先が固定電話ではなく携帯電話の番号である

などの点が確認できる業者に回収の依頼をするべきではありません。

突如として訪問してくる

突然、理由もなく自宅に訪れる業者は、多くの場合、悪質な業者である可能性が高いので警戒が必要です。特に、高齢者の家庭や昼間に家に人が少ない時間帯に訪れることが多いです。

このような業者は、一度家の中に入ると強引な行動を取ることがあり、無理やり家財を持ち去る事例もありますので、決して家の中に入れてはなりません。

自分から依頼する前に接触してくる業者は、絶対に信用しないでください。この点を忘れないでください。

今回は、悪質な業者の手口を理解するために、悪質な不用品回収業者による典型的なトラブル事例6件と、注意が必要な悪質業者の4つの特徴について説明しました。

また、不用品を回収してもらう時に、高額請求などの怪しい業者を避けるための4つのポイントもしっかりと解説しました。安心して信用できる良心的な不用品回収業者を探すなら、見積もりがタダで、料金の仕組みがはっきりしている業者を選ぶことが大切と思います。

全国規模でサービスを提供している不用品回収業者の片付け隊が強く推奨されます。

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この記事が、あなたの安心できる不用品回収の参考になることを心から願っています。

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